老人性いぼ(脂漏性角化症)・ホクロとは
老人性いぼ(脂漏性角化症)
老人性いぼは、皮膚の良性腫瘍です。皮膚の老化現象のひとつで、80歳以上の高齢になるとほぼ全ての人に認められます。早ければ20代から出現し、徐々に大きくなり数も増える傾向があります。老人性いぼは年令とともに増えていきますので、加齢は原因の一つです。遺伝や体質もあり、できやすい方とできにくい方がいます。
老人性いぼ・ほくろ
Medical
老人性いぼは、皮膚の良性腫瘍です。皮膚の老化現象のひとつで、80歳以上の高齢になるとほぼ全ての人に認められます。早ければ20代から出現し、徐々に大きくなり数も増える傾向があります。老人性いぼは年令とともに増えていきますので、加齢は原因の一つです。遺伝や体質もあり、できやすい方とできにくい方がいます。
ホクロとは良性の皮膚の腫瘍の一種で、母斑細胞母斑、あるいは色素細胞母斑と呼ばれます。
生まれたときにすでに生じているものもあれば、成長する途中で新たにできてくるものもあります。
腫瘍の仲間で良性と悪性があります。
老人性いぼ・ホクロ除去には、保険が適用されるものと、自費での治療の2種類があります。
保険診療では3割負担ですが、自費診療に関しては10割分すべてが自己負担になります。
※下記の治療は保険適応です。
大きなホクロや深いホクロ、かゆみを伴ういぼや、悪性になる可能性のあるホクロは、オペ手術での切除をおすすめしています。
必要に応じて、組織検査も行います。
局所麻酔をして行う手術です。通常、先の丸いメスでホクロをくり抜く「くり抜き法」で行います、(最大8mmまで可能)傷になるような無理な縫合はせず、軟膏を塗布し自然に傷が治るのを待ちます。
大きいホクロはメスで切り取り縫合する「切除縫合法」で行います。10~14日後に抜糸を行い、傷がなじむよう、テープ保護を継続します。
局所麻酔をして行う手術です。イボをメスや医療用のハサミを使い、切除します。表面のいぼのみ切除するため、擦り傷のように、皮膚表面が傷になりますが、自然にかさぶたになるのを待ちます。