たるみとは
「これさえなければ…」とつぶやきながら、“刻まれた年齢”を指でピンッと張ってみる。そんな経験はありませんか?
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からできていて、その下に脂肪組織と筋肉があります。
肌の弾力の源となっている真皮には、コラーゲンやエラスチンといったタンパク質でできた繊維があり、その間にヒアルロン酸などの高分子系保水成分が存在し、皮膚の弾力を保っています。
そして、加齢に伴いそれらの真皮成分を生み出す繊維芽細胞が減少し、肌に弾力がなくなり、たるみができるのです。また、皮膚のたるみはシワの原因にもなるため、シワを改善するためにはたるみを予防し、弾力のある肌を維持することが重要になります。
特にフェイスラインや目元周りが弛んでくると見た目の印象は大きく変わってきます。
「年だから仕方ない」とあきらめてしまうと、確実にたるみは進行していくでしょう。
今できる努力をして、しっかりケアしてあげることで、たるみは改善され進行を緩やかにすることができます。
当院では、患者様が皮膚のたるみでお悩みの場合、体内に異物を入れて吊り上げるという方法は取っておりません。レーザー・高周波・光・赤外線治療などの肌に負担のない方法で、若々しさを保つよう治療を行います。また、ヒアルロン酸注入やボトックス注入、小顔注射なども必要に応じて行います。