- ― 診療をする上で大切にしている事は何ですか?
-
これまで私は「病気を見ずして、病人を診る」という母校、東京慈恵会医科大学の建学精神に則り、さまざまな臨床と研究を行ってきました。
大学卒業後、3年間を過ごした米国スタンフォード大学では、最新の皮膚科学の可能性を追求すべき研究も進めました。その研究内容はその後も引き継がれおり、今後の皮膚科学の礎となれば大変嬉しく思います。
そうした積み重ねの中で、皮膚科医である私が一貫して重要視してきたのが “確かな診断” と“的確な治療” です。表面的にはただのしみのように見える色素斑でも、実はその裏に重篤な病気が潜んでいることも少なくありません。
私が尊敬する恩師より「皮膚科医は医師であり、科学者であり、職人でなければならない。大切なことは発疹を見て、診て、触って、考えて、診断をし、治療することである」と教えを受けました。その教えは今でも私の軸となり、皮膚疾患の真の原因を見つけ出し、根本から治療することが大切だと考えております。
- ― アクネケア&アンチエイジングセンターを開設した目的は?
-
アクネケア&アンチエイジングセンターは、私の研究と臨床経験が、難治性のニキビや皮膚の衰えに悩まれている患者様に少しでもお役に立てればと開設いたしました。
いろいろな方法を試してもなかなかニキビが治らない方、年齢とともに衰える素肌でお悩みの方は、どうぞお気軽に当院にお越しください。
- ― 美容医療を受けようとされている方にメッセージ
-
先日、私が美容処置をした患者様に、『どうですか?』と聞くと、『実感しています』という言葉が返ってきました。この効果を実感することが大切だと思っています。実感するって、心の底からでた真実の感情だと思うからです。皮膚科医として、嬉しい瞬間でもあります。
美容業界は目まぐるしく変化をとげており、常に進化が求められます。
その最前線に立ち、新しい技術や正しい情報を届けられるように、日々精進していきたいと思っています。そして、1人でも多くの方が、効果を実感することができるように。 小さな事でもご相談ください。