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アトピー性皮膚炎とは?✨|立川皮膚科クリニック|ニキビ、シミ、赤ら顔の治療|美容皮膚科

アトピー性皮膚炎とは?✨

こんにちは!4月に入職した新人看護師です!!
個人的な話になりますが、立川皮膚科への転職を機に初めての皮膚科に携わることになりました。転職してまず驚いたのは、皮膚科に皮膚疾患の多さです📖
皮膚科には湿疹だけでなく、乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、ニキビなどをはじめ、たくさんの疾患があり、毎日沢山の皮膚トラブルを抱えた患者さんが来院されます。

今回のブログでは、その中のアトピー性皮膚炎についてお話しします。汗かく夏のシーズンの日常のケアについてもお話ししますので、お役立ていただけたら嬉しいです。

<アトピー性皮膚炎とは>
皮膚のバリア機能が低下により、乾燥しやすく瘙痒感を伴う湿疹が特徴の皮膚疾患です。子どもから大人まで幅広い年齢層に見られます。
皮膚のバリア機能が弱くいため、アレルゲン(ホコリやダニなど)や刺激物に対して過敏に反応しやすく湿疹や痒み症状が出ます。
「良くなったり悪くなったりを繰り返す」のが特徴で、季節や体調、ストレスなど様々な要因で悪化するとされており、汗をかくこの時期は「汗による刺激」「蒸れ・摩擦」「紫外線や日焼け」などが原因で増悪することもあると言われています。

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「汗による刺激」
汗には塩分やアンモニアなどの成分が含まれており、皮膚に残ったままだと刺激となって痒みや炎症を引き起こすことがあります。特にバリア機能が低いアトピー肌ではこの影響を受けやすいとされています。
「蒸れ・摩擦」
夏場は皮膚が蒸れやすくなり、皮膚と衣類、あるいは皮膚同士がこすれやすくなります。この摩擦や蒸れが皮膚を刺激して悪化要因になります。
「紫外線や日焼け」
日焼けも皮膚にとっては一種の「やけど」であり、アトピー性皮膚炎のある肌にとっては大きなストレスになります。

<対策>
・保湿を徹底する
アトピー性皮膚炎の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しています。入浴後や洗顔後は、できるだけ早く保湿剤をたっぷり塗りましょう。しっとりとした肌を保つことで、バリア機能を高め、かゆみや炎症の予防につながります。
・汗をこまめに拭く、流す
汗をそのままにしておくと刺激となります。タオルで押さえるように優しく拭き取ったり、毎日シャワーで流し清潔にしましょう🫧その後も保湿を忘れずに!!
・肌に優しい服装を心がける
綿素材など通気性の良い服を選び、摩擦を避けましょう👗化学繊維やタイトな衣類は、肌への刺激になる可能性があります。
・冷房・除湿を活用して快適な環境を整える
室内は高温多湿にならないよう、エアコンや除湿機を上手に使いましょう。暑さで痒みは誘発されます。特に寝室の環境が快適だと、夜間のかゆみ対策にも効果的です。

<治療>
当院では内服、外用の他に紫外線療法や注射療法(生物学的製剤 バイオ製剤)の治療も行っています。詳しくはHPをご覧ください。
その方の症状や治療歴、ご希望などを伺い、場合によっては採血で重症度の評価も行いベストな治療をご提案いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
辛い症状でお悩みの方、皮膚症状で気になることがある方は、一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。